即時義歯とは?

即時義歯(そくじぎし)とは、歯を抜くのと同日に装着できる入れ歯治療のことをいいます。

一般的な入れ歯治療では、歯を抜いた後、傷口が治り入れ歯が完成するまで1ヶ月以上かかることもあります。その間は歯の無い状態で過ごしていただくことになるため、見た目的にも機能的にも患者様にとってはストレスになることもありました。

即時義歯であればそうした期間がありません。抜歯をする前に型取りをして先に入れ歯を作製し、抜歯と同時に入れ歯を装着します。こうした特徴から、前歯の入れ歯治療の際に患者様によく選ばれる治療方法です。

そして、保険が適応されるというところも大きなメリットの一つです。

即時義歯のメリットとデメリット

【メリット】
・歯を抜くのと同時に入れ歯を装着することができる
・歯の無い状態で過ごす時間がないため、生活に支障が出ない
・保険診療が適応される
・治療期間が短縮できる
・部分入れ歯、総入れ歯に対応している

【デメリット】
・抜歯後の歯肉の状態に合わせて入れ歯を調整する必要がある
・場合によっては作り直しが必要になるケースがある


アールデンタルオフィスの入れ歯作りの流れ


即時義歯の治療の流れは以下の通りです。

1日目:
歯の型取りをします。型を元に、抜歯後の歯肉の状態を想定しながら入れ歯を作製します。

2日目:
抜歯を行い、同時に完成した入れ歯を装着します。

3日目以降:
歯肉の状態に合わせて、入れ歯の調整を行います。


一般の入れ歯作製と即時義歯の比較


即時義歯のお悩みはアールデンタルオフィスへご相談ください

入れ歯を作る際には、今のお口の中の状態をきちんと把握しておく必要があります。
ですから、入れ歯を作る前に残っている歯の治療をする場合もあります
もちろん、その際はきちんとご説明します。
ご理解と納得をいただいた上でなければ、治療をすることはありませんので、ご安心ください。
 
総入れ歯であっても、部分入れ歯であっても、見た目も含めて最終的な噛み合わせ状態までをきちんと設計した上で作らなければなりません。
たとえば、残す歯 の噛み合わせが合っていないという場合はまずはそこから治療をしていかないと、最終的に不具合のない入れ歯を作ることは難しいのです。
 
歯の状態によっては、抜歯が必要な場合があります。
アールデンタルオフィスでは事前に型取りをして入れ歯をあらかじめ作っておき、歯を抜いた日に入れることもできます
ご希望があれば歯が無い期間をなくすこともできますので、ぜひ一度ご相談ください。